外科治療とロボットについて。
ニュースサイトをみていたところ、ロボットによる兵士治療システムが研究されているとのこと。編集の妙で、医療技術が軍事利用というニュアンスで書かれていますが、実際には別のプロジェクトと思われます。
しかしながら、救急医療については、兵士の生存を目指すことの目的が、通常時よりも明確であり、探求も深いといえます。
すなわち、いかに兵士の生命を保護するかということが、傷ついても助けてもらえるということで兵士の士気が向上することにつながります。
これは何も実戦だけではなく、日本においてもあること。
よく救難救急などで自衛隊のヘリが派遣されることがあります。
航空自衛隊では、陸上や海上との違いまではわかりませんが、すくなくとも航空機が墜落し、敵地や極地に落ちたとしても絶対に助けにいく、という使命のもとに救難の部隊が存在意味があるそうです。
具体的な機器開発としては、例えばSonositeという会社のポータブルな超音波画像診断装置があります。
これは、災害現場でもつかえるし、小さな病院でも病床まで簡単に運ぶことができそうです。
この開発は、米軍からのオファーに基づいて行われたそうです。このような事例は日本ではあまりないのではないかと思います。
日本では、軍事利用ではないアプローチで、生命を守る機器開発が必要だと感じます。