チャーミングに

先日、とある番組があるよという話を聞いて久しぶりにテレビの前に。

サヘル・ローズさんという方と、伊勢崎賢治さんという方の対談。予備知識は皆無。話を聞くとサヘルさんはトテモ美人、ということで俄然興味がわきました。イランで孤児になり、なんやかんやとしていて日本で活躍をされている方だそうです。また、伊勢崎さん、アフガンの武装解除で思い出しました。話をつけるってのが、あるいみヤクザの親分ぽいとおもい昔かっこいいと思った記憶が。これは見なければと。

番組はNHKの「Q〜わたしの思考探求」。どうやら「賢者」とよばれる先生と生徒との対話、のように進む番組みたいです。リッチ。
テーマは「なぜ戦争はなくならないのか」。ややや、これは大きなテーマ。

内容は、というとじつは先週の土曜日夜の放送でぼんやりとしか覚えていないのですが、覚えているのはリーダーの資質によって紛争が起きる、との指摘や、戦争は儲かるというお話。これは、確かにそうかもしれないと考えます。ここは一つ、デザインという視点で考えてみよう。

儲かる、という話とは別かもしれませんが、学校でポスター制作という課題があり、社会的なテーマをということで調べていたところ世界の軍事費に行き当たりました。ただこれだけであればいいのですが、一方で、世界での水問題の解決に必要とされる費用との比較を行うと、こんなバカな話はないっとかってに憤ってました。(モディファイしたのがこれ)。

もう一つ学んだ事は、デザインという職能は、その職能故にその片棒を担ぐこともままあるということ。グラフィックデザインでは、広報、広告、宣伝などというのは、必要でありながら、大衆操作やプロパガンダマシーンとして機能することもあります。こりゃーキケンという自戒ももちつつ(そんな有名作品つくれればいいですねー、と。。。いう自戒も)。

これらをふまえて、調べモノをしていくと、興味深い活動もされていて、マエキタ伊勢崎研究室というところで行われている「HIKESHI」という概念と「ピースアド」というアプローチ。
Webにある「表現の力でチャーミングに世界を変える」、というコメント、このチャーミングってのがいいです!

サヘルさんの美貌と合わせ技で、チャーミングに世界を変える、これ、遅ればせながら今年のとっかかりのコトバに。

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