ありがたいことに今まで大病や怪我をせずに過ごしてきましたが、なるほど年齢を重ねるとちょっとずつ劣化していることを、それこそ体感するという昨今を送っています。
とはいえ、ちょっとしたことで数年ほど病院には通ってはいたので、その数年での大きな変化は感じませんでしたがそれでも医療サービスの需要は常にあり、閑古鳥が鳴くことはないのであるなと当たり前のようで、よくよく考えると絶対衰退しない業界であることとおもっています。
だからこそ、やたら前時代的な技術や根性に頼っている面もあるのではないかなぁと考えるため、工学的なアプローチがもっと盛んになればいいとおもうプロジェクトでもあり、それが盛んな世の中になってきたりしつつと感じるプロジェクトでもあります。
たとえば、人の習熟や経験に基づいた技術ではなく、理論や統計・計測に基づいた工学的解決法が医療におけるソリューションとして導入されていけばいいなということで造形したりするものです。
一方、治療や健康増進(さらには、能力向上)のために、工学的に人体を補強したり置換したりすることも身近な世の中になっています。
その上でどういう世の中になっていきたいかというのもポイントで、医療者も医療受益者もが双方がイケてる人生をおくれるような社会になったらいいなぁというものこのプロジェクトの狙いでもあります。