省エネだとか、原発なのだとか、不都合な真実だとか、結局何なんだという?思いから考えているプロジェクトです。
端的には、エネルギーの問題は、電力問題ではないぞ、という論点で深めたいと考えているプロジェクトでもあります。何でもかんでも電気で成り立っているで致し方ない部分もあるのですが、
まず、原子力発電について、原子力発電それ自体は、歴史上おまけであったと個人的には認識しているので、必ずしもエネルギー問題に従属する技術ではないんだろうなと考えています。核兵器の原材料を得るために原子炉を稼働させプルトニウムを取り出していたのがそもそもで、その熱でタービン回したら電気起こせるんじゃない、というもの。原子力発電を純粋に発電設備として捉えるならば、もっと別の最適な燃料や形態はあるはずではと考えています。
また、再生可能エネルギーについては、電力としては太陽光、風力、地熱、水力、潮力などなど大自然の息吹をかんじるあれやこれやの取り組みが広がっていてこれはこれで賛成なのですが、エネルギー密度がそれほど高くないのがネック。これらの再生可能エネルギーは消費者として一方的に使うものというスタンスではなく、個々人の創意工夫でおのおのが造ることが本来できるんじゃないかというのも希望を感じます。なので、太陽光パネルぐらいは置いてみたいなとおもい早数年。。。書きながらそろそろ腰を上げねばと思う次第。エネルギー自由化で電気もガスも消費者が選べる時代になったのはビジネスチャンスでもあります。
最後に温室効果ガスの排出については、ビットコインのマイニングといったコンピューティングに依存した電力消費ってじゃあどれくらいあるんだろうか昨今では気になっています。情報を情報たらしめるためのエネルギー消費が実は世の中の大半になりはしないかとやや恐怖を覚えるしだい。
SF的なアイディアとしては、シャングリアというSF小説で温室効果ガスの排出権をAIのようなものが管理する世界でのあれやこれやというのがありますが、AIが温室効果ガスの最適な制御をするとなると、AI自身の消費電力を削除するためにAIそのものが自殺するかせざるかというジレンマに陥るという世界観が描けそうです。