東と南の間のアジア その1 イグニッション

Flight
台風まっただ中のフライトでしたよ

マレーシアとベトナムに行ってきましたよと。

とはいえ、帰って来てはや一ヶ月がたってしまいました。なぜマレーシアとベトナムなのか?というと、日本とそれぞれの国の戦争にまつわることでずっと関心があったから。ちょっとでもその土を踏み空気を吸ってみたかったのです。結果的には観光をしてヒャッハーとなってただけなのですがね。

なんで2カ国?
まず、マレーシア。太平洋戦争時に日本軍の真珠湾攻撃と時を同じくして上陸作戦が敢行された事が知られています。要は侵略者としての日本がかつてはそこにあった訳です。その作戦にいわゆる戦闘員だけではなく、諜報員も関わっていたと以前読んだ本に記述がありました。
陸軍中野学校というのが、諜報員教育を行っていた組織なのですが、本を読んだときのイメージが鮮明に思い出されます。
時代がそうさせたとはいえ、日本人でありなが、海を越えてはるばるマレーシアにまでいってどんな風景を見ていたのだろうか、という素朴な疑問がありました。

ベトナムは、「シャッターチャンスはいちどだけ」という石川文洋さんの本を小学生だか中学生だかのときに読んだ衝撃から。
何をどうという詳細は全くわすれてしまったのえですが、日本人としてベトナム戦争に従軍して戦場の写真を撮るというのはなぜなのか、また、ベトナムという地で戦争が行われたのはなんだったのか、ある意味では通学路で飛び交うアキアカネの群れや、テレビで聞こえてくる標準語のドラマとは次元が違う世界が外側にあるぞと揺さぶられたきっかけでした。

この要に、グローバリズムに目覚めてなどというかっこいいものではなく、あくまで日本人の行動と東南アジアの国々との関係に対しての興味というのがありました。で、ようやくかよと。で、さらに昨今のこのblogの記事からわかるように、東南アジア諸国と原発についても考えます。という訳で久しぶりに連日投稿となります。


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