良いお年を2022

渋谷からの眺め
渋谷からの眺め

良いお年をということで振り返ってみますと2012年10年前にもおなじように良いお年をという投稿をしていたのですが、当時の投稿を読んでみると日本航空123便の御巣鷹山墜落事故についての投稿で、先日この事故について議論する機会があったことと感慨深い思いです。

さて、2022年もまさかという事件・出来事があったかと思います。あまり考えてなかったけどせっかくなので考えてみる個人的な所感のメモ。ただの酔っぱらいの戯言でもあります。

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ケニア、マサイマラのサファリツアーの記録

昨年5月に実はちょいとケニア・マサイマラ国立公園に2泊3日で旅行記いきまして、不肖で写真をまとめていなかったのでこちらにおまとめ。

とはいえ、この動物さんのお名前は?というのを調べるのがなかなか大変ではありまして、サラリと名前を言えたらいけてるなとの思い。

参考図書はこちらになります。山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」の主人公のモデルになられたとも言われる小倉寛太郎さんの著作となります。専門カメラマンというわけでもなく、フィルムカメラでここまで写真をきっちり撮られているのは驚きです。

フィールドガイド・アフリカ野生動物―サファリを楽しむために (ブルーバックス)

肉食

Lion
雄ライオンさん、昼下がりはやる気がないのか、そもそも常にやる気がないのかという雰囲気
kids lion
雌ライオンさんに引き連れられた子供ライオンたち。ノビをするきっづに同行したオーストラリアのお姉さんがSo cute!とテンションだだ上がり。
Lion girl
雌ライオンさん。第一村人的に遭遇。
Black-backed jackal : Canis mesomelas
小さいですがジャッカルさん。背中が黒いのでセグロジャッカルさんと思われます。
Cheetah
チーターさん。なんスカ?という表情がいい感じです。
Cheetah
遠くを眺めるチーターさん。顔ちっさ!という驚き。

草食でデカイ動物

Hippopotamus
カバです。水中なのでよくわからないですが子供カバがちらほらいるかと。川端では時折フギャーという鳴き声が聞こえます。
rhinoceros
すんごく遠かったのですが、サイさんです。カバを見せようとドライバーさんが奮闘したのですが、自動車がスタックして地獄の行軍でもあり。
African elephant
ゾウさんです。雨季なので草木が茂り、もりもり食べている模様。
African elephant
ゾウさんたちです。小ゾウが見えます。こう見ると、ゾウの体の大きさと立ち木のコンモリ感が似てますね。
Giraffe
キリンさんたちです。模様をみるとギザギザしているのでマサイキリンと思われます。若干1匹カメラ目線をいただいております。
Giraffe
キリンさんと遠景。

草食の渋い動物たち

Topi
トピというウシ科の動物。結構カメラ目線をおくってきます。
Topi
こちらもトピ、振り返りのカメラ目線。
wildebeest
ヌーです。GUNプロジェクトのあの顔はこれだと今気づきまして、IT関係者は足を向けて眠れません。
Thomson's gazelle
トムソンガゼルさんたちです。常に尻尾をフリフリしています。
zebra
シマウマさんたちです。この模様はグラントシマウマさんと思われます。
Anubis Baboon
サバンナヒヒさんです。遠方の岩場にもちらほらいらっしゃいますがひなたぼっこでしょうか、のんびり雰囲気です。

鳥類ですが名前がわからないのが多い

unknown bird
見た目はいかついのですが、さっと調べた限りでは名前がわからず。ご存知の方を募集中です。
unknown bird
こちらも綺麗な色をしているのですが名前が不詳。詳細をお待ちしております。
Common bulbul
キャンプ地にいたアフリカヒヨドリさんです。尻尾の付け根が派手なのがオシャン。
Grey crowned crane
ホオジロカンムリヅルさんたちです。水曜どうでしょう、初めてのアフリカでの大泉洋さんのアフレコが有名なあいつだと思います。
unknown bird
ピンが来てませんがこちらも謎鳥。喉周りのフックラ白い羽毛がいい感じです。

風景

こんな視点でサファリツアー。雨季真っ只中で雨が上がってよかったねという状態です。
masai mara national reserve gate
こちらが公園へのゲート。ぶっちゃけ、広大な公園は出入り自由ではあろうかと思いますが、車両の出入りはこちらで管理。
safari cars
実際は発見情報を元にこのように車両がよってたかります。情報を掴んでいかに早く移動して場所を確保するかがドライバーさんたちの腕の見せ所。
river
雨季のだくりゅう。学生さん型がたもとにいらっしゃるね。
campsite
キャンプサイドの食堂。電気は夜切れます。バッテリー充電もここだけなのでスマホ充電はたいへんです。
地平線
また行きたくなりますね〜。

主な機材

  • Canon EOS 6D mark2

7Dだろというご意見多数ですが男ならフルサイズということで。GPSを常時オンにしていると電池の消耗が激しいので切っていましたが、逆にどこの写真が変わらずで、できれば適時ONにした方が良かったかなと。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II ボディー EOS6DMK2
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  • Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

標準ズームも持ってきましたが、ほぼこれ1本で問題なかったかと。ただし、もっと長いレンズが欲しくなってきておりまして600mm欲しいなぁ、、、と。

 

  • Fujifilm FinePix XP90

これはサブで持ってきましたが、防水防塵なので、雨や揺れる車内など、機材のケアが煩雑な時にはパッとさしてさっと撮るにはお手頃でした。最新はXP130になっていますが個人的にはこういったコンデジを持ってくことをお勧めします。

 

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  • iPhone 6s

一応iPhoneでも写真を撮ったように思うのですが何しろSIMのPINを忘れて通信できずで地図も翻訳も検索もできずで辛かった。

 

 

盛り上がる本と映画

最初に書きましたが、ある程度動物の名前や姿を押さえておくと良かったなと。あと、なるほど人はサファリに向かうのかは沈まぬ太陽から何かを感ずるかもしれません。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
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沈まぬ太陽 スタンダード・エディション(2枚組) [DVD]
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映画「スノーデン」と攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXと新大統領

3年も!書いてないことが判明しつつ、そもそもインフラ周りが古くもなってきているので、ヤドカリのごとくサーバー引越しを模索しております。

さて、この間、特にどうということはないのですが、IT関連に携わっているとするならば気になっていたのがスノーデンファイル。

オリバーストーン監督の「スノーデン」が今週末より上映予定です。

繁体中国語で、「斯諾登風暴」とかくらしいですね。。。

スノーデンの足跡を辿る!という勝手テーマで香港に行った時にたまたま近所で映画もやっていたのでややネタバレするのかもしれませんが所感を。

映画では、CIAで働くなどしたスノーデン氏が、本来は安全保障や国家保全に当たることを目的とした組織が規定外の情報を収集し、組織の目的とは異なりテロとは関係ないことにその情報をつかったりする実態に疑問を抱き、危険をおかして情報をリークするまでの顛末を、事実に即したかたちで映画化したもの、となります。(間違ってるかもしれない。。。)

この映画で出てくる技術や事象というのは、まさかとおもうようなSFじみたものにも思われます。が、脚色はあるといはいえ、ある程度事実なのだろうなと考えると恐ろしいものです。もはや、インターネットに接続する以上は何かを明け渡す気分でいないとダメだろうなー、という考えにいたります。見応えがあります。

で、そもそもなんでスノーデン氏は危険をおかしてまで事情を暴露したのか、というのは解せない気がしないでもない。何でだろうとハタと筆を止めると思い出されたのがやや古いアニメーションになりますが、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1
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このアニメは、サイボーグ化が一般化した近未来、という舞台において、警察に順ずる組織があんな犯罪やこんな陰謀に対して立ち向かう、といった背景のなか、ネタとしては薬害問題(というか丸山ワクチン薬害エイズ問題を下地とした医療問題)と政界疑獄とを絡めて真相を追うサスペンス形式になっています。

この問題を最初にネットにリークしたのが、一人の天才ハッカー、という点がスノーデン氏の事例ににているな、と思われます。(というのは、すでにいろいろなところで言われれているのだろうとおもうのですが、書いているうちにようやく似ている、という気になってきました。)

ここまで考えると、情報は情報として存在しているだけでは、実は影響力を行使し得ないのではないかと考えることができます。スノーデン氏の場合、その時点でインターネットの通信自体はなんらかの方法で傍受されているのだろう、とは思われていたわけで(少なくとも個人的にはそう思っていた)、本当にそうなのかどうかは一般的には分かりようがないのが事実。しかし、メディアに情報の出所を語る張本人がでてきて、本当であると言った瞬間から、彼から語られる情報に信頼性という別の重み付けが加えられるわけで。

アニメの場合はフィクションではあるけれども、情報を公知拡散する方法は情報を語ることを事件化する、というメディア化がキーとなって描かれています。これも、薬害があるよ!といっても、一般的にはそうかもしれないし、そうじゃないかもしれないという価値中立な情報としてそこにあるしかないのだろうなぁとおもいます。というか、スノーデン氏はこのアニメ見てるぞきっと、と考えます。

で、情報の拡散でその情報に光が当たる、というのは良かったね、となるのですが、情報が空疎なままなにやら雰囲気だけが拡大していくのがアメリカ大統領選挙なんじゃなかろうかと藪から棒に思います。トランプ氏の大統領選で記憶に残っているのはメキシコ国境に壁、なのですが、思い返せば恥ずかしながらオバマ氏の選挙戦で記憶に残っているのはyes we canだけ。

ここまで考えてくると、政治に関して素晴らしいこととか、なんだかあんまり聞いたことがなく、政治は本質的にはネガティブな方向にリークされる存在ではなかろうかと思うと思います。故に、スノーデン氏は特異な存在として個人が意を決してというよりは、政治的不均衡や腐敗のある社会構造上においては、条件が揃うと一定確率で生成されうる英雄的パーソナリティなのではなかろうか、などと、これもまたSFネタかと思われるような発想にいたります。

で、結論として思いついた2017年の願いは、オバマ氏とスノーデン氏の超対談。