ID meets NASA.

NASAでインダストリアルデザインの学生さんがプロジェクトに絡む映像がありましたよ。

RISDというのは、Rhode Island School of Design の略だと思われます。いやー、なんだか壮大ですねー。

デザイン系の学生がJAXAの開発部門に入っていくってことは、従来はおそらく無かったと思われます。

しかしながら、昨今では有人宇宙飛行を持ち出してみたり、デザインが本当に必要となる局面も近いのでは無いでしょうか。


メディカルロボ防衛

外科治療とロボットについて。

ニュースサイトをみていたところ、ロボットによる兵士治療システムが研究されているとのこと。編集の妙で、医療技術が軍事利用というニュアンスで書かれていますが、実際には別のプロジェクトと思われます。

米国の手術ロボット

しかしながら、救急医療については、兵士の生存を目指すことの目的が、通常時よりも明確であり、探求も深いといえます。
すなわち、いかに兵士の生命を保護するかということが、傷ついても助けてもらえるということで兵士の士気が向上することにつながります。

これは何も実戦だけではなく、日本においてもあること。
よく救難救急などで自衛隊のヘリが派遣されることがあります。
航空自衛隊では、陸上や海上との違いまではわかりませんが、すくなくとも航空機が墜落し、敵地や極地に落ちたとしても絶対に助けにいく、という使命のもとに救難の部隊が存在意味があるそうです。

具体的な機器開発としては、例えばSonositeという会社のポータブルな超音波画像診断装置があります。
これは、災害現場でもつかえるし、小さな病院でも病床まで簡単に運ぶことができそうです。
この開発は、米軍からのオファーに基づいて行われたそうです。このような事例は日本ではあまりないのではないかと思います。

日本では、軍事利用ではないアプローチで、生命を守る機器開発が必要だと感じます。


肺の移植装置

Med GadgetというWEBサイトをちょくちょく見に行きます。

今回、見に行ったら驚きの技術が。

肺の臓器移植の際に、臓器摘出から移植までの間、肺の状態をなるべく生体に近づけようとするもの。

ガラスの容器に肺をおさめ、ベンチレーターに接続され適温で管理するそうだ。

人工肺は、現状では体外循環の際に用いられるのみで、生体の肺と交換するようなものは存在しない。さらに、肺の移植は難しく、3年後の生存率は55.6%との報告もあるそうです。日本の場合は、そもそも移植ドナーが少ないです。

肺移植について

しかしながら、装置のありようがかなり異様なモノを感じざるを得ません。生体である以上は、もう少し、生体の中にある形態に近づけてあげた方が、提供した人も提供される人もうれしいのではないだろうか。

ということを、動画からはびしびし感じました。


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MIT Technology Review