決まりと連続について。
簡単な決まりが連続して運用されることで、豊かなイメージが生成できることがあります。例えば日の丸的な何かをちょっといじるとこうなります。
で、自分の名前をいじるとこうなります。
だから何だという話ですが、簡単なことで複雑なことができるという考え方は、原子の振る舞いがわかれば世の中が記述できるという、古典的な物理学の世界間とにています。
デザインでは、人間の力によって、様々な対象が決定されていきますが、結果からデザインを分解していくと、どのような決定過程、デザイン原理が適用されたのかわかるかもしれないです。そうすれば万人の万人に対するデザインが見いだせる可能性もあるとおもいます。
ただし、量子力学的な振る舞いは決定論的な過程とは反する振る舞いであります。デザインも、万人が万人で同じことをしても、結局結果がかわってくることも多いです。
量子力学的な振る舞いが、デザインにおいてはどのような振る舞いであり決定過程であるのか、そのことがデザインの学理を構築する上で考えるべきことだと考えています。
このことは、自然の様相が、簡単によて驚くほど豊かな振る舞いへと統合されていく過程と何か近いものを感じさせます。