しばし出張

突然出張が決まって、しばし中国へ向います。中国本土は初めて。

そろそろ旧正月を迎え、帰省する人が増える時期だそうです。昨今、中国関連の書籍を読んでいたので、不思議なタイミングです。

中国で興味深いのは、口コミ文化らしいぞ、ということ。つまり、人間関係が日本よりも有力であるということ。ネットなど、間接的な情報ではなく、実際を観察することによって何らかの発見ができればこれ幸いとおもいます。

次に、亡くなったじいさんは、満州に行ってシベリアに抑留され帰国しました。そのじいさんは、山崎豊子原作でNHKドラマになった「大地の子」などを熱心にみていました。地域はかなり異なりますが、大陸とはどのような場だったかみたいと思います。

また、中国の方々に関しては、地方出身という立場からも関心があります。地方では、技術研修生という名目で、たくさんの人が職工の方々が小さな工場で働いています。そういう意味では中国の国全体の華やかなGDPの伸びとは別に、地方経済と中国とは密接な関係があり、なにか考えることがありそうです。

というわけなのですが、さて、数時間後に出発ですがまだ荷物をまとめていないのです。。。


遅ればせながら

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、また更新がしばらく滞りましたが、これは本体の方のWebサイトをようやく更新したからです。今回は大きく仕組みと見えを替えたので、かなりの大仕事となってしました。さらに、SafariやFirefox、Chromeといったモダンブラウザに準拠して制作したため、Windows標準ではほとんど閲覧に耐えないモノとなってしまい若干の後悔もあります。

さらに、お気づきの方もいるかもしれませんが、Wordpressからtwitterにポストできるプラグインがあったので、合間にインストールしてみました。

このように、ネットまわりの強化をつづけていますが、世の中も、よりICT関連のプラットフォーム、商品が活気づくのだろうとおもいます。

というのも、もはや従来考えられてきた消費材というものよりも、より人間関係をコンテンツに置き換えるような仕組みやサービスの、関心が移ってきているように考えられます。消費行動が人格を形成する(簡単にいうと、ブランド品という差異の生成による、人格の区分化のようなもの)よりも、だれがどうした、という行動を基準とした差異の創出に関心が高まってきているように思われます。

その上で、世界の中での位置づけを意識しながら日々過ごしていきたいとかんがえています。そして、もうすこし、本を読んで、絵を描いて、日々更新していけたらとおもいます、、、。


プリンタから自由に

住む環境が変わり、いろいろと不便が発生中。
インクジェットプリンタを手放し、目下プリントアウトする環境が無いのです。もっとも、冷蔵庫、洗濯機、テレビに至まで、家電を全く持っておらず。1950年代の水準以下。そのかわり有るのはMac。

さて、どうしようかとおもい、プリンタを買うか?買うとしたらファックスがついているのがよいな、と思い調べてみると、おおよそ2万円オーバー。とてもすぐには買えません。
うーんと頭を悩ませながら、別途要件で、書類のコピーをとりにコンビニに。コピーをすませてコンソールを眺めると、なにやらPDFの文字が。
どうやら、USBメモリにデータを入れて持ち込めば、印刷ができるもよう。10枚程度の書類印刷にはもってこいの機能を発見することができました。

仕事とは別に個人の用事で使うプリンタのランニングコストを考えると、自宅にプリンタを備えて使用すると一枚10円とか20円とかかかるとして本体価格とあわせておよそ一枚30円ぐらいだと思うので、コンビニに行く手間を差し引けば充分間に合います

こんな感じで、みんなが共有する機器とかがあれば、何かと経済的なことができるのに、と、ふと思いました。

例えば、手に触れることのできるモノとして自動車が想定できます。バスや電車が有りますが、個人がなぜ自動車が欲しいのかというと、一つは、いつでも何処でもいける権利を欲することだと言えます。もう一方の実用的な理由としては、ひとが運べる限界を超える荷物を運びたいという目的のために自動車を所有することもあり得ます。
前者の場合は、欲望の駆動が目的なので、個人で買っていただくしか無いのですが、後者の場合は、荷を運ぶという目的が果たせればいいのであって、レンタカーやタクシーというオプションも有ります。そしてカーシェアリングという概念も導入できます。

手に触れれないという意味では、ネットの帯域が想定できます。安定した回線をより速く快適に使いたい!ということであれば、月間回線だけで数千円にプロバイダに数千円を支払う必要があります。一方で、リアルタイムでなくていいからネットにつながってデータのやり取りができればいい、ということであれば、公衆無線LANにつないだりすれば目的は果たせます。
ここでも、その境目はいつでもどこでも、自分の都合に合わせてネットにこぎだすことができるという欲望であるといえます。

こう考えていくと当たり前ですが、贅沢とは何か、というと、我慢をしないこと、と答えることができるのだろうと思います。いわば自由ということです。自由を得たいと思う人に自由を提供するサービス、これが商売の一つの方法だなー、と改めて考えました。

もっとも、すでに自由な人たちに商品を売るというのは難しいですよね。それは例えばすごいお金持ちか、そうでなければ遊民か。